借金を返さないとどうなるの?

借金の返済を滞納しそのまま放置した場合はどうなってしまうのでしょうか。
借金を返済せずに放置をしたら督促状が送られてきます。
その際の督促状を原文のまま掲載したいと思います。

借金を滞納するとすぐに申請している電話番号に督促の電話がかかってくるようになります。

一ヶ月の間借金の返済をせずに放置すると文書による督促状が届くようになります。

支払い予定日に返済が出来ないとすぐにかかってくる督促電話。
それでも支払いをしないときの訪問督促。
精神が磨り減ってしまいそうないやな思いをしますよね。
そんないやな思いをする督促ですが、ある一定のラインまでなら無視してもいいんです。

どこまでのラインになったら返済したほうが良いのかを解説

4-2_どこまでのラインに

借金の返済が出来ないまま滞納するとしつこい督促にあうことになります。
どこまできたら返済をすればいいのかという事を借り手側のメリットを優先して説明していきます。

借金をしていると必ず毎月返済日というのを迎えますよね。
一ヶ月間支払いを滞納した時に届いた督促状が↓こちらです。

●通知書●

弊社が貴方に対して有する下記の債権につき、本日迄お支払いがありません。

つきましては下記お支払い期限内にご請求金額をご契約のお口座にご入金下さい。

尚お支払いがない場合には、ローンの残高を一括でお支払いいただくことになります。

以上、通告申し上げます。(以下請求金額の表示)

この督促状の中身を確認すると、
ローンの残高を一括でお支払いいただくことになります。とあります。
これはただの脅しです。
一ヶ月分の返済すら出来ない人間に対して一括での返済を命じるなんてことは無謀です。
ムリな一括請求というのはトラブルに繋がりますから遅れている一ヶ月分を返済すれば問題はありません。

二ヶ月支払いを滞納した場合の督促状が↓こちらです。

●通告書●

弊社が貴方に対して有する下記の債権につき、本日迄お支払いがありません。

つきましてはかねてより通告致しました通り、リボルビング及び分割払いによる利用代金の総残高、各種ローンのご利用がある場合にはローン残高を一括にてご請求させていただきます。

貴方の氏名、及び延滞の状況等を弊社が加盟する信用情報機関へ登録すると共に貴方に対する債権を法的手続きをもってご請求させて頂きます事をあらかじめご承知下さい。

ただし、お支払い期限内に下記債権を完済頂ければ上記手続きを回避させて頂きます。
以上本書面をもちまして通告させていただきます。

2ヶ月遅れた時点でぐっと本格的な督促状が届くことになります。

この文書の中で注目したいのが、貴殿の氏名、及び延滞の状況等を弊社が加盟する信用情報機関へ登録するという部分。
これをされるとかなりマズイわけです。

信用情報機関に名前が載るというのはいわゆるブラックリストに載るということです。
名前が載るのは3ヶ月延滞からと言われています。

三ヶ月延滞の情報が信用情報機関に載ってしまうと、延滞した債権を完済するまで消費者金融などの金融機関での借入れができなくなります。

延滞してしまった債権を完済した場合でも一年間は信用情報機関には過去の延滞とそのことが解消されたという流れがしっかりと記憶されてしまうのです。

延滞が解消したというデータがある場合、稀に貸してくれる金融機関はありますが、やはり審査をする際に敬遠されるようになり、信用状態は悪化してしまうことになるでしょう。

いつまで返済を滞納してもいいのか、これ以上の返済の滞納は危険だというボーダーラインは3ヶ月ギリギリといえます。
安全のためには2ヶ月半が返済するタイミングです。

ここまでならば支払いが滞った場合でも信用情報に傷はつきません。

3ヶ月以降の延滞は、他社から借りて返済するという自転車操業が出来なくなるので自分の首を絞めることになるという事をしっかり頭に入れておきましょう。

延滞の限界は2ヶ月半から3ヶ月です。

借金を返済出来ないという方の中には、色々な原因をお持ちかと思います。
病気で仕事が出来ない状態になってしまったとか、心理的な問題から借金を放置してしまう場合もあるかと思います。

借金の返済が出来ずに支払いが滞ってしまった場合、そのまま放置した場合には
自分の信用情報に延滞という評価がつき、金融機関から借りれなくなったり、クレジットカードが使えなくなってしまいます。

滞納している期間がわからなくなったら問い合わせを

いつ借りたかわからない、いつから滞納してしまっているかわからないという場合は、業者に電話で問い合わせをしてみましょう。
金融期間ではこういった問い合わせに対して回答や応対をするスタッフが居ます。
気軽な気持ちで電話をし質問してみましょう。

電話をしてみて、何月何日が最終期日であるかを質問してみましょう。
この際業者スタッフが答える最終期日は最後に払わなかった返済日から3ヶ月後の日付けです。

無理矢理にでも返済するお金を作り出す方法とは?

4-3_無理やりにでも返済する

返済が出来るように出来る限りの方法を考えてみましょう。

手元にある所持品の中からお金になりそうなものを売るというのも一つの方法です。
趣味でコレクションしていたもので飽きてしまったもの。
昔の恋人に貰った貴金属。
オークションを利用して洋服を売るのも良い方法かと思います。

頼れる友人や家族に3ヶ月分の返済金額を一時的に借りるなどお金を集める方法はいろいろあります。

3ヶ月分の返済金をしっかり用意し3ヶ月滞納して信用機関情報に傷がつく前に防ぐことが出来て場他から借りるという手段もとることが出来ます。

人生には予想していなかったことが立て続けに起こることがありますよね。
借金があるときに追い討ちをかけるかのように事故や病気にかかってしまったり…
返済の意思はあるのに返せる状況にない事態に陥ってしまう可能性もあります。

そんな最悪の状態のときにいつまでなら借金を滞納してもいいかというのを知っているのと知らないのでは、不安な気持ちに差が出来てしまうでしょう。

借金問題で頭をかかえた時に頼れる法律事務所

借金問題に行き詰まり、どうにか借金の整理がしたいとお考えなら司法書士や弁護士に相談してみてはいかがでしょうか。

司法書士や弁護士は債務整理のプロです。
もうどうにもならないと思っていた借金問題に解決の光を見出してくれる可能性が高いです。

借金問題を誰にも言えずにただただ怯えてしまっている方は多いかと思います。
誰かに相談したいけど、誰にも言えない…なんて方は、無料で相談に乗ってくれる事務所に相談しましょう。

顔を合わせて話すのは苦手という方なら電話やメールで無料相談にのってくれるところがオススメです。

はたの法務事務所なら、365日受付で土日祝も相談できます。
相談料金、着手金、初期費用も無料です。
電話相談が可能で実際に電話で相談してみたところ、債務整理をゴリ押しされるという事はなく、状況から親身になって相談に乗ってくれアドバイスをしてくれます。
過払い請求で悩んでいる方にもオススメです。

借金問題を解決するには人それぞれ解決法が違います

4-4_借金問題を解決するには

多額の借金をしている方ほど、冷静に自分のことを見つめ判断することが難しい場合が多いです。
借金というのは精神的にかなりキツいものですし、頭の中が借金一色になってしまうと、思考も決断もしにくくなってしまいますよね。

借金を整理するためには法的整理が必要なのか、これまでのように誰にも相談せずに借金を返済していくのか。
どちらも借金返済に関して正しい方法です。
借金をしている額も収入の額も人それぞれですよね。

債務整理をしなければいけない状況にあるのに債務整理をせずに自転車操業で借金を返済するのが正しい選択とはいえません。
返済できる状況にあるのに法的手続きで債務整理をするのも正しい方法ではないのです。

まずは自分にあった借金問題の解決法を見出すのが先決となります。

少し頑張れば返せる範囲の借金は通常返済を。
これ以上の前にも後ろにも進めないという状況なら債務整理を検討するのが良いといえるでしょう。